こいつは営業として素質があるとは何だろう。
何を持って言われるのだろう。
愛想よく過ごしていれば言われるのだろうか。
否、愛想いいとわざとらしいは表裏一体である。
営業職として数年働いてきた私からすると、
基本的に相手の求めている答えを予測して伺いながら喋る、
また、レスポンスが早い人は俗に言う「営業の素質」があると言われている気がする。
私もと言いたいところだが、
社会に投げ出された初めの頃は、とにかくぺこぺこしていた。
御用聞きのように、何でも「はい」と答え、よく自分の首を絞めていた。
本当に最近である。
私が営業姿勢を変えたのは。本当に最近である。
【悪循環】
ぺこぺこ
↓
全ての顧客要望に応えることを強いられる
↓
膠着する。結果、他に手が回らない。
上記のようなサイクルは損をする。だから、私は少し虚勢を張る。
無闇に「はい」を言わない。相手の本心を探る。ボールはすぐに飛ばす。
【良循環】
顧客要望の核を見抜く
↓
核に対しての運びを段取り
↓
すぐに実行。手元から離す。
上記のようなサイクルは得をする。だから、力の入れどころも分かってくる。
はよ、トレーナーという立場になりたい。
自身の仕事を説明できてこそだと。